ハッピーガールちゃん、初めての大阪へ
突然ですが、僕は娘のことをハッピーガールちゃんと呼ぶことがあります。というか、呼んでいます。元々はプロレスラーの葛西純という選手が、ブログで自分の息子のことをハッピーボーイちゃんと書いているのを真似したのですが、これが意外と呼びやすく、最近では名前よりもこちらで呼びかけてしまうことがあります。まあ、妻には叱られますが。キチンと名前で呼んであげなさい、と。
ただブログ等、こういったネット上ではさすがに名前を出すのも憚られるので(子供の写真とか名前を平気で載せる人ってすごいと思っています。悪い意味で。)、ハッピーガールちゃんでいかせていただこうかと思います。
で、そんなハッピーガールちゃんと妻との三人で、先日妻の実家の大阪へ行って来ました。ハッピーガールちゃんは人生初の泊りがけの旅行です。
初めて遠出をしてみて、気づいたこと、わかったことなどを備忘録として書いていこうと思います。
大阪へ行くまでの準備
まずは日程について考えてみた
先週末から3泊4日の日程で大阪へ行って来たのですが、その前の週にゴールデンウィークがあったのに?と思われるかも知れません。
結論から言うと、ゴールデンウィークはあえて避けました。
というのも、今年は大型連休だったということもあって、新幹線はもちろん、大阪のような観光地は大変な混雑が予想されました。
そんな中、生後8ヶ月の赤ちゃんを連れて長距離移動したり、普段と勝手の違う場所を歩くのは、僕や妻にとっても大変なことですし、何より赤ちゃんにとっても非常に負担になるのでは?と思ったからです。
なので、連休は休日出勤をして、その代休ということで遅めのゴールデンウィークを取らせてもらいました。比較的融通が利く会社で良かったですね、この辺は。
新幹線も朝早い時間の指定席を取りました。新横浜駅から新幹線に乗ったのですが、自宅から新横浜まで行くのに通勤ラッシュに巻き込まれたくなかったからです。
普段、その時間帯に通勤している側なので、ベビーカーや大きい荷物を持っている人に対して、本音でいえばちょっと迷惑、というのもすごくわかります。ただ、子供をもつ親としては極力迷惑はかけないようにしているけど、これ以上はどうしようもない、という場合もあります。ということで、なるべく他の乗客の方に迷惑をかけないよう、少し大変でしたが朝は6時台に家を出ました。
移動中の荷物は極力少なくする
これまでのように、妻との二人の旅行であれば、多少荷物が多くなったとしても自宅から目的地まで持ち歩いていました。特に国内旅行であれば、どんなに多くてもスーツケース1つで充分でしたし。
ただ、子供がいるとなると話は別。着替えにオムツに離乳食にオモチャに・・・ともすれば、大人の荷物よりも多くなってしまいます。そして何より子供を抱っこしながら、またはベビーカーに乗せながら移動しなくてはいけません。この状態に自分たちの荷物も、なんてことになるとさすがに参ってしまいます。
なので、ある程度まとめられるものは予め宅急便で妻の実家に送っておきました。結果、旅行初日の持ち物は普段出かけるのとあまり変わりませんでした。横浜から大阪までたかだか2~3時間、ドアtoドアで4~5時間程度の話ですが、この差は大きいと思いますね。
もし宿泊先がホテルや旅館だったとしても、前もって伝えておけば、荷物を受け取ってくれると思います。なので、お子さんが小さい間は少しお金がかかってしまいますが、こういった手段をとるのも良いと思います。
移動中に思ったこと、というか痛感したこと
ベビーカーよりもバギー、もっと言えば旅行先でレンタル
もし可能であればベビーカーよりもバギーの方が断然良いです。さらに言うと、それらは旅行先でレンタル出来ればそれが一番だと思いました。
やはりベビーカーはかさばりますし、折りたたんだとしても持ち運ぶだけで結構大変。
元々ベビーカーをどうしようか?とは思っていたのですが、中々忙しくて本格的に検討し始めたのが出発の2~3日前。我ながら呆れてしまいます。で、当初は大阪だけでつかえるようにレンタルを考えたのですが、パッと見た感じ丁度良いサービスが見つからず断念。ちゃんと探せばありそうでしたが・・・
さらに、腰が据わればバギーにも乗せられる、という自分的には衝撃的な事実を妻から告白され(バギーはもっと先だと思っていました)、急いで購入しようかと思いましたが、焦って変なものを買うよりはちゃんと吟味してから買いたい、という妻の希望に沿い、こちらも断念。
結局普段つかっているベビーカーでそのまま行くことにしたのですが、やっぱり扱いづらかったです。エスカレーターもつかえなくなるので一々エレベーターを探すのがちょっと面倒ですし。
新幹線や飛行機をつかった旅行など、移動といってもほぼ座っていられる状況なのであれば、抱っこ紐で充分ですね。赤ちゃんが嫌がったら普通の抱っこをしてあげれば大人しくなるので。
授乳やオムツ替えはなるべく乗車前に
当然かも知れませんが、授乳やオムツ交換は乗車前に済ませておいた方が無難です。
今回新幹線の座席を指定する際に、みどりの窓口で「赤ちゃんがいるので授乳室の近くの席をお願いします」と言ったはずなのですが、実際に乗ってみたら授乳室なんてものはありませんでした(たまたまですかね?)。
あったのは多目的スペースというもので、しかもそこにも指定席があるらしく、つまり誰かがそこに座っている可能性もあるということなのです。そして、妻が授乳しようとその部屋に行ったら実際に人が座っていたそうです。車掌さんに尋ねたら、結果的には乗務員室で授乳させてもらえたようでした。ただ、そのときも「今日はお子さん連れが多く、授乳される人も多いので早めに終わらしてください」と言われたのですが。
また、オムツ替えの個室も結構な順番待ちでした。しかも車両の連結部分近くにあるので、意外と揺れが大きくていつもなら何てことないオムツ替えですが、結構手間取ってしまいました。あと、ちょっと暗くてウチのハッピーガールちゃんはめちゃめちゃ泣いていました。
ということで、「さっきオムツ替えたばかりだし・・・」、「いざとなったら新幹線の中で授乳を・・・」なんてことは言わずに、なるべく乗車する前に済ませておいた方が良さそうですね。
赤ちゃんを連れての旅行はこんなにも大変なのか
やはり赤ちゃんが一人いるだけで、旅行というのは一気に大変になります。今回は本当に思い知らされました。ただ、大人だけの旅行では気付かなかった部分も色々気付けたので、今後に活かしたいですね。
そして、もちろん大変は大変だったのですが、初めて見る新幹線やいつもとは風景の違う町並みを、興味深そうに見つめるハッピーガールちゃんの表情を見て、そういった苦労は帳消しになってしまう気がします。ああ、連れて来て良かったな、と。親って単純ですね。
今度は大阪でどんな感じだったのか、というのも気が向いたら書いていこうと思います。